カムバック!The mirrazを知ってくれ。
反町隆史が98年に言いたいことも言えないと歌い、それから14年後の2012年に言いたいことはなくなったと歌ったバンドがいた。そう、The mirrazである。
今回はみんな待望のミイラズの記事を書こうかとッ。満を持してッ。え、そんなの知らないし待ってないって?バカヤロウ、だからここで紹介するんだろうが!このダボッ!
なんて読むの?
The mirrazでザ・ミイラズと読みます。ギタボの畠山がイギリスのロックバンド・The Zombies(ザ・ゾンビーズ)のような「ザ・○○ズ」というかたちでモンスターっぽい名前をつけたいと考え、命名。ちなみにコロリも全く似たような流れで大学の時にThe 綿棒ズというバンド作ってました。歴史は繰り返す。
で、どんなバンドなのよ
まずは聴けって。
The Mirraz - スーパーフレア - YouTube
ハイ、きましたお前らの頭の中は高3の時のコロリと同じです。イントロのカッコよさたるやよ。糞簡単なんだけどね。でも重要なのはソコ。簡単でカッコいいはカッコいいの。
とか思ってるのも束の間、aメロでお前らは気づく。そしてお前らの考えてることはサビまで続く。そう、歌上手いわけじゃないしずっと早口で捲し立て続けるのだ。ここがミイラズがキワモノな由縁なのであり、我々のような主流に無駄に噛みつきたがるサブカルジャンキーにとってはこのようなマイノリティ極まりない音楽性は好物でしかないのだ。畠山自体も噛みつき性だからな。そうゆうことなのかもしれない(どうゆうこと)。
おやおや、安心するのはまだ早いゾイ。
そうなんです、大体の曲にクセがあるんです。なんかもうここまでくると薦める側も申し訳なくなってくるよ…おまえらごめんな…
だけどこの尖った曲調に我々は惹かれてしまうわけよ。わかる?このバンド知ってるやつ良さわかってるやつ周りにいないだろみたいな。イニシアチブとったみたいな。まあ、ミイラズでイニシアチブとったところでっていうのはあるんだけど…でも純粋にこうゆうのもあるんだなって見聞は広がるんではと思います。色々言ってるけどわたしは好きだよミイラズ。
でも良い曲だってある
The Mirraz - 君の料理(レシピNo.2027) (Official Music Video) - YouTube
The Mirraz - ラストナンバー (Official Music Video) - YouTube
The Mirraz - シスター (Official Music Video) - YouTube
な?確かにクセはあるんだけど意外とかわいいこと歌ってんのよ。ラストナンバーとか思い入れありすぎてだな。思い出になる日まで笑って話せる日が来るまで思い続けていたいんだよ。なあ?場合によっては想われる方はたまったもんじゃねえけどコロリはそうゆう女々しいやつ大好きだよオイ。イイやつなんだよ畠山。ひねくれてるけど根はイイんだよ。漫画にもいたろそうゆうやつ、そうゆうやつなんだよ。わかんねえけど。
人臭さ生臭さに共感できる
The Mirraz - プロタゴニストの一日は - YouTube
コロリの一番好きな曲。主役に中心になりたくてもなれないし、わかってるのになりたくて。ダメな我々のいつかのあの寂しさを歌ってくれてるようなそんな人臭さが良さでもあります。
確かにクセはある、だけどそれは畠山という人間の人臭さ、我々のような綺麗事じゃ救われない人たちの想いを形にするための最良の方法なんだと個人的には思ってます。
そんな彼らもこのあと混沌のEDM時代に入っていくのです…どうしちまったんだよ畠山…フェスも出なくなったしよ…(今では元の作風に戻ってCDJにも出演が決まってます。良かったね畠山。)
言いたいことはなくなった
ある程度紹介したし好きな曲のpvも載せたのであとはもうアークティックモンキーズ聴いてください。ミイラズは畠山も公言してますが通称アクモンのパクりバンドとして名高いですからね。(それぞれの良さはもちろんあるけどね)
アクモンはほんとカッコいいよマジのマジだからな。
CDJにいく人もいかない人もアリかナシかぜひ聴いて確かめてみてください。誰かの生活の中にこんなろくでもなく優しい歌が溶け込んでいけたなら幸いです。