脳死時の成仏にオススメな曲4選
今日も生き抜くみなさんこんにちは、コロリです。みなさん脳死してませんか?大丈夫ですか?
脳死(のうし、英: brain death)とは、ヒトの脳幹を含めた脳すべての機能が不可逆的に回復不可能な段階まで低下して回復不能と認められた状態のことである。
あ、こうゆうことじゃなくって精神的負担が許容を越えて精力的行動・思考に支障が起きてる状態を勝手に脳死って表現してるだけなんですけど、どうでしょう脳死してませんか?このストレス社会で生きていくのに精神をやられていない方はいらっしゃらないですよね。もしもいたとしたらそいつは率先して同窓会開くようなやつか、素面で卒アル見れるようなやつです。糞、カンペキに越権だけど糞。
落ち込んだときこそ元気だそう!というようなポジティヴな発想は我々には湧きません。そんなもの強者の論、自らで治癒できる時点で強者なのです。我々ひねくれたアマプロ弱者は落ち込んだときは脳ミソ内側からブン殴って落ち込みきりたいのです。時間でしか生傷をかさぶたに、かさぶたを傷痕にはできぬのです。問題点の解決や改善よりもただ気持ちを晴らしたい、それだけなのです。
そんな質の良い成仏(時間をかけることで気持ちを晴らすこと)のためにおすすめの曲を紹介します。涙の数だけ強くなって、傷の数だけエモくなれる。
まず初手はわたくしの一番好きなバンドであるTHE BACK HORNことバクホンから美しい名前をチョイス。歌い出しから超大事なこと言ってる。そう、泣きたい時ほど涙は出ないのです。
イントロのベースラインの寂しげな雰囲気。そこに四小節後からやってくるボーカル山田将司が我々の流れてはくれない涙を拭うように歌うのです。
時計の針を戻す魔法があればこの無力な両手を切り落とすのに。いつだって我々はせねばならぬことをできずやらず、無力な両手となじり後悔したんじゃないでしょうか。いつもいつもわかっていても同じように間違え、同じように時計の針を戻す魔法を唱えたいと願うのです。
コロリ的には後悔を歌った曲の中で一番好きな曲です。後悔の念の深さから失ったものの大事さが曲から伝わってきます。あなたが泣けないときに聴いてほしいです。
ひとり言 from 35mm song by THE BACK HORN - YouTube
またもバクホンから。不気味さと荒れ狂うようなギターリフが交互にくる印象的なイントロ。歌も寂しげで不気味なパートと叫ぶパートが交互にきて全体的に静と動のメリハリを楽しめる曲です。
辛くてどうしようもないのに人に話せないときありませんかありますよねそうゆうことですそれです。なんかね、話すのが申し訳ないときとかね、あるのよ。そうゆうときに聴いてほしいです。さらば悲しみよ。
一人ぼっちの男、天に昇っていく。孤独だけど孤独なやつほど自ら孤独へと向かっていくような気がします。そんなやつほどほんとは寂しくてしょうがねえのにな。
▲THE NOVEMBERS「最近あなたの暮らしはどう」▲ - YouTube
ノベンバ知ってます?暗いとかダークとか雰囲気があるとか形容詞が溢れてしまうのだけど凝縮して濃縮還元するならば美しい音楽です。良いよ、ノベンバ。考えずに感じるバンドです 。
メロディラインといい歌詞の世界観といい美しすぎる。優しく死ねるそんな理想の曲です。もうこれ以上笑える気がしない、もうこれ以上生きれる気がしない、そんな切なく寂しいことでも優しく歌ってくれます。今すぐ年を取るのやめたいね。
最近あなたの暮らしはどうですか。元気ですか。わたしはしぶとく生きてしまっています。
日本マドンナを知っている人の中には彼女達を変なパンクバンドとしか捉えてない人たちが多いのではないだろうか(まあ合ってる)。しかしそんな人こそ知ってくれ聴いてくれ。こんなに良い曲早々ないよ。カンペキ我々弱者の心歌いきってるよ。
鬱になりそうなベースラインとシンプルなギター・ドラム、お世辞にも上手いとはいえないエモい歌、弱者への鎮魂歌である。田舎に暮らしたい、実際に田舎に暮らしたいと思ってる人がどれだけいるかは知らないがここから逃げたいと
現実逃避したくなることは誰しもあるだろう。 そうそれ、そうゆうこと歌ってんのよ。
死ねと言われた、批判された、もう嫌になった疲れたよ。みんなの本音だよね、疲れたよほんと。そんなこと吐いてもやってやるよと奮起する、だけど最後にはたまには逃げ出したくなるんだと我々にとってルーティン的な気持ちの変動を見事にとらえている。ありがとうマドンナ。
がんばっている人にもがんばっていた人にもがんばれない人にも聴いてほしい名曲です。成仏させてくれるよ。
どう?いかがでした?
落ち込んだときや傷ついたときに元気を出したり励まされたりすることだけが正解ではないかもしれないですね。たまには気が済むまで落ち込みきってみたらでしょうか。その手助けに音楽でもいかがでしょうか。